高次脳機能障害

易疲労性(疲れやすい)

高次脳機能障害の患者さんの中には、精神的に疲れやすくなる方がいらっしゃいます。そのため、ご家族や周りの方が気を配ってあげることがとても大切です。

まず、患者さんは自分が疲れていることに気付かないことも多いので、周りの方が意識し、早めに発見しましょう。

そして、疲れの原因が何にあるかを探し出し、その原因を取り除きます。

例えば、つけっぱなしにしてあるテレビの音や開け放してある窓から外の騒々しい音が聞こえてストレスになり疲れてしまったりします。原因を取り除き、患者さんにとって疲れにくい環境にしましょう。

また、患者さんが作業や仕事をするときに、スムーズに出来ないかもしれませんが、「早く」などと急かして慌てさせてはいけません。

高次脳機能障害の患者さんに限らず、人は誰でも慌てると緊張し、疲れてしまいますよね。

患者さんを急かすことなく、十分な余裕を与えたうえで作業をさせましょう。


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意欲・発動性の低下

高次脳機能障害の患者さんの中には、物事への意欲や自発性のなさが見られる方がいます。何事にもやる気が出なかったり、人の話に興味を示さず、話している人に目を向けなかったりします。

自分から進んで物事に取り組むことが困難になり、周りの人から言われてからでないと動くことができません。

具体的には、日常生活において朝自分で起床することや、着替えや身支度などその日の準備をすることが出来なかったりします。

 

意欲・発動性の低下の注意点

意欲や発動性の低下が見られる患者さんに対しては、ご家族や周りの方が接し方に注意してあげてください。

やる気がなく、だらけているように見えるかもしれませんが、患者さん本人は決して怠けているわけではありません。

ご自身でも「やらなくてはいけない」と分かってはいるのですが、障害のために実行することが出来ないのです。

ですから、「まったく、怠けてばかりいないでちょうだい!」などと、叱ったり呆れるような態度をとるのはやめましょう。

また、患者さんに対して話をする場合は、棒読みではなく抑揚をつけ、身振り手振りをつけたり大げさな表現、表情をするなどの工夫をしましょう。

患者さんは外からの刺激に対する反応が低下しています。

話し方を工夫することで、注意をひきつけることが出来ます。

 

脱抑制・易怒性(怒りっぽくなる)

高次脳機能障害の患者さんの中には、脱抑制や易怒性の症状が出る方がいます。

脱抑制とは、感情の抑制がきかなくなった状態、易怒性は、怒りっぽくなった状態のことです。

ほんの些細なことでとても興奮しやすくなったり、怒りっぽくなり、暴言や暴力を振るうこともあります。

患者さんによっては、ほんの些細なことで泣き続けたり、笑い続けたりする場合もあります。

また、冷静になることができず、感情に任せた行動や発言をし、周りの人を傷つけてしまいます。

自分に対して否定的な意見を冷静に聞くことができず、いつまでも怒り続けます。

このような症状が見られた場合、ご家族や周りの方は非常に戸惑うことと思います。

患者さんが不適切な行動や発言、態度をとった場合は、あくまで冷静に、淡々と指摘しましょう。

患者さんにつられて感情に任せて怒ったり、叱るような話し方をすると逆効果です。

意欲のリハビリ 

高次脳機能障害の方は、何事にも意欲がわきにくく、自分から何かを始めようとすることが極端に少なくなることがあります。

そのため周囲からはなまけているように見られがちですが、決して本人にやる気が無いのではありません。やりたくてもできないのです。

ご家族の方や周囲の方で、本人のやる気を引き出すきっかけ作りをしてあげましょう。

最初の頃はまず、本人の好きなことから始めていきます。

気の向かないことはやりたがらない傾向にあります。

本人の話を聞きながら、できそうなことを書き出していき、リストを作成します。例えば「顔を洗う」「トイレに行く」「洋服に着替える」といったようにリストを作り、家の目立つ場所に貼り出します。

はじめのうちはリストを見ること自体を忘れてしまうでしょう。

ご家族の方から「リストを見よう。顔を洗うと書いてあるね。

洗面所に行こうか。」などと声をかけてあげてください。

そしてリストに書いてあることが実際に行動できたら、ひとつひとつ印をつけていきます。

やがてリストに書いてあることを自分からこなせるようになってきますので、そうしたらまた本人と話し合い、リストの項目を増やしていきましょう。


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 社会保険労務士・行政書士宮本麻由美

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