高次脳機能障害

記憶障害

記憶障害のある患者さんは、事故前のことが思い出せなかったり、新しい情報を覚えられなくなってしまいます。

人の顔や名前を覚えられなかったり、一日の予定を覚えることができません。

また、何度も同じことを繰り返し質問したり、食事をしたのにそのことを忘れ、「夕飯はまだ?」などと聞いたりします。

物を置いた場所や自分のいる場所、自分がさっきまで何をしていたのか、などを忘れてしまっては、日常生活をスムーズに送ることができず大変苦労します。

そこで、ご家族や周囲の人は、新しい情報を伝えるときには簡潔に伝えましょう。覚えやすいように単純で短い文章にします。

また、一口に記憶障害の患者さんといっても、耳で聞いて覚えるのが得意な人、声に出して復唱することで覚えるのが得意な人、目で見て覚えるのが得意な人など、各々得意な覚え方があります。

患者さんの得意な覚え方を探し、なるべく患者さんにとって覚えやすい方法で情報を伝えるようにしましょう。


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記憶障害の注意点

記憶障害のある患者さんは、日常生活において、特に食事、睡眠、体温に注意を配る必要があります。

食事をしたことを忘れて食べ過ぎてしまったり、逆に自分が食事をしていないことを忘れて断食状態になってしまったりすることがあります。

食事を忘れて栄養が不足するようなことがないように注意が必要です。

また、食べ過ぎてしまった結果、肥満や糖尿病といった生活習慣病になってしまってはいけませんので、ご家族や周りの人が気を配ったり、食事のルールを設けるなどしましょう。

睡眠が足りなくなれば健康な人であっても判断力や集中力が鈍りますから、高次脳機能障害の患者さんももちろん、睡眠を十分にとりましょう。

体温についても同じく、風邪をひけば誰でも判断力、集中力は鈍ります。特に冬には風邪をひかないように室温の調整に気を配りましょう。

 

道具を使って記憶力のリハビリを 

会話の内容をすぐに忘れてしまい、通院の予定をすっかり忘れてすっぽかしてしまった――。高次脳機能障害の方にはよくあることです。

頭で一生懸命覚えようとしても、なかなか記憶に残らないのです。そういう時は、道具を上手に使いましょう。

メモ帳やカレンダー、手帳などはもちろん、スマホや携帯電話やタイマーなども有用です。

ご家族の方はこれらの道具を準備し、ご本人に合った道具を見つけていく手助けをしましょう。

ご本人に合った道具を見つけたら必要なものにしぼりこみ、その他の道具はむやみに増やさないようにしましょう。

そして同じ道具を何度も何度も繰り返し使い続けることが大切です。

道具を使うと記憶力の向上につながらないのでは?と思われがちですが、決してそんなことはありません。

「カレンダーに予定を書き込む」ことや、「スマホや携帯電話に予定を入力する」ことを続けていくうちに、記憶力が改善されていくのです。積極的に利用しましょう。

「覚えよう」「絶対に忘れてはいけない」と思うと、そのストレスがかえって記憶力を鈍らせてしまいます。

「メモに書いたからいつでも確認すればいい」とか、「カレンダーを見ればいつでも予定が分かる」と思うことで、覚えることのストレスから解放され、何度も目で見て確認することで自然と覚えていられるようになってきます。

予定をメモに書き込んだり、携帯電話に入力したりした際は、書いた内容を声に出して読み上げるとなお良いでしょう。

ご家族の方が側で促してあげてください。

また、時計を身に着け、時間を頻繁に確認する習慣をつけます。

これも最初のうちはご家族の方が、「今何時かな?」と時計を見るように促してあげてください。

その際に、「今日は14時から病院だったね。あと3時間後だね。」などと、その日の予定について会話をすることもおすすめです。

 

記憶障害の検査

1. ウェクスラー記憶検査

国際的に最もよく使用されている記憶検査です。

言語を使った問題と図形を使った問題から構成され、13の下位検査があります。記憶の様々な側面を測定することができるとされています。

2. 三宅式記銘力検査

有関係対語(例えば「ノート、ペン」「切手、ハガキ」など)と、無関係対語(例えば「ケーキ、カレンダー」「水筒、掃除機」など)を繰り返し聴きながら記憶します。

記憶障害者は特に無関係対語を覚えることが困難になります。


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 社会保険労務士・行政書士宮本麻由美

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