高次脳機能障害

高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害の患者さんは、次のような症状が出ることがあります。脳の損傷した部位により、症状やその現れ方は様々です。

精神的な疲労を感じやすい「易疲労性

自発的に何かをすることができない「発動性の低下

怒りやすく感情を抑えられない「脱抑制・易怒性

物事に集中できない「注意障害

物事をなかなか決められない「判断力の低下」

物事計画すること、また実行することができない「遂行機能障害

言語の理解・表現ができない「失語症」

ある状況におかれると適切な行動ができない「失行」

身近な物などの認識できない「失認」

時間と空間の感覚がない「見当識の障害」

病識の欠如

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高次脳機能障害のスクリーニング検査

最近、高次脳機能障害の診断の根拠として神経心理学的検査が用いられることが多くなっています。病院においては、スクリーニング検査として、MMSEや改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)が用いられることが多いようです。

ただし、これらのスクリーニング検査では、軽度の高次脳機能障害や情緒行動障害の検出が難しく、これらの検査のみで診断をすることはできません。

 

ミニメンタルステート検査(MMSE)

ミニメンタルステート検査は比較的簡単な知能検査のひとつです。

具体的には、言語性課題と動作性課題の両方(見当識、計算、記銘、注意把持、視空間認知、構成能力、書字、読解、理解力など)を検査することができます。

最初の10問は、見当識(時間、場所など)に関する項目です。最初の10問を受けた段階で全く解っていない場合は失語の疑いがあります。そのため、検査の続行自体が難しくなってしまいます。

全部で30点満点です。
27~30点…正常
21~26点…軽度認知障害の疑い
20点以下…明らかな認知障害の疑い

 

高次脳機能障害の神経心理学的検査

高次脳機能障害は、症状があっても外見的には分かりにくいという特徴があります。そのため、その診断には神経心理学的検査が必要となります。

ただし、検査が行われたとしても、どこまでが本人のもともとの性格(短気で怒りっぽい、ぼーっとしているなど)で、どこからが障害による症状なのかということを判断するのは難しい問題です。

また、病気であることを認識していなくて検査に非協力的だったり、検査日の体調が悪かったりすると、検査結果に影響が出てしまうこともあります。ですから、高次脳機能障害の診断において、神経心理学的検査の結果はあくまでも補助的なものということを覚えておく必要があります。

高次脳機能障害の症状

記憶障害

新しいことを覚えられない、自分のしたことや約束を忘れる等

遂行機能障害

物事をスムーズにこなせない、自分で計画を立てられない等

失語症

相手の言葉を理解できない、意味不明の言葉を言う等

失行

正しい行動や動作を取ることができない等

失認

身近なものや自分の身体等を認識することができない等

注意障害

ぼんやりしている、気が散りやすい等

見当識の障害

時間や場所が分からない等

意欲・発動性低下

何事にもやる気がない、自分から物事を始められない等

脱抑制・易怒性

すぐにキレる、感情のままに暴れたりする等

固執性

ひとつのことにこだわる等

 

 

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神経心理検査

神経心理検査とは、高次脳機能障害を客観的に判断する要素のひとつとして用いられているものです。自賠責保険の認定基準でもこの検査が用いられています。

具体的には、言語性IQや動作性IQを検査するためのWAIS-R(成人知能検査法)、言語性の記憶を検査するための三宅式記銘力検査などです。

ただし、高次脳機能障害を負った方の中には、検査の結果が悪くないにもかかわらず人格変化(怒りっぽくなったなど)のために社会生活が困難になっている人が少なくありません。

このような人格変化は、神経心理検査では判断することができませんので、神経心理検査の結果は高次脳機能障害の症状のある一面を捉えているに過ぎないといえるでしょう。

 

小児の高次脳機能障害

小児の高次脳機能障害では、成人の場合とは異なる検査が行われることが多いようです。

その理由としては、小児の高次脳機能障害には次のような特徴があるからです。

脳外傷、急性脳炎・脳症、低酸素脳症、脳血管障害などが原因であることが多い

原因疾患によって特徴的な症状がある。

発達に伴って症状が変化していく。

脳の可塑性のために症状が改善する場合がある。

環境によって症状が変化することがある。

就学するまで障害が目立たないことが多い。

日常生活や学校生活からの情報が大きなポイントとなる。

二次障害の予防が欠かせない。

小児の高次脳機能障害の検査としては、WISC-Ⅲ、K-ABC、TMT、Benton視覚記銘力検査、絵画語い発達検査などがあります。

 

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 社会保険労務士・行政書士宮本麻由美

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