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急性期(病院のリハビリテーション)
脳卒中を発症したり、頭のケガで脳外傷になったりしたとき、まだ意識もままならない段階で、リハビリテーション科にはリハビリテーションの診療依頼がきます。発症して24時間以上も意識障害が持続する場合は、重度の脳損傷と診断されます。
そのような場合、呼吸状態や血圧、摂食や嚥下もままならないことが多くあります。このような時期に、どのようなリハビリテーションを行うことができるのか。
意識障害があったり、呼吸・循環機能が落ち着いていない状態では、まず、四肢の関節の拘縮の予防、そして、脳へ感覚刺激を与えることを目的として、関節可動域訓練(ROM訓練)をします。
原則この訓練は、どのような患者さんにも行うことができますが、感覚障害や筋肉のつっぱりや短縮などから、痛みやストレスが生じる場合があるので注意しなければなりません。
なぜならば、痛みやストレスは、呼吸・循環機能に悪影響を及ぼす可能性があるからです。急性期には、たとえROM訓練という単純な訓練でさえも、患者さんの表情を見ながら、慎重に行う必要があるのです。
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