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回復期(病院のリハビリテーション)
回復期は、専門職によるリハビリテーションの適応時期といえます。理学療法(PT)による基本動作訓練(寝返り、起き上がり、立ち上がりなど)や歩行訓練、作業療法(OT)による日常動作訓練(食事、整容、更衣、トイレ動作など)、言語療法(ST)による構音訓練、コミュニケーション訓練などが可能になるのです。
身体障害が軽く、歩行や日常生活動作が自立している高次脳機能障害の場合、これらの訓練は、無意味なのではないかと考えがちですが、そんなことはありません。PTによる歩行訓練は、時間と場所の感覚や空間認知を向上させます。
OTでは、高次脳機能障害の評価に加え、作業を通じて課題に向かう耐久性や注意、集中力の向上、さらには、情報勝利、判断力、遂行機能の上達が期待されます。
また、STによるコミュニケーション訓練は、高次脳機能障害の向上を目指す、認知訓練の一種と考えられます。近年、日本の失語症の学会が、「高次脳機能障害学会」と名前を変えました。このような事実からも、失語に対する訓練と、ほかの高次脳機能障害の訓練がいかに密接に関わっているかがわかります。
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