4.認知症(痴呆)とは
4−4 アルツハイマー病
アルツハイマー病は、脳の中にベータタンパクと呼ばれるタンパクが異常に繁殖することによって始まります。ベータタンパクが脳の中にたまると脳の細胞が死んでしまいます。さらにベータタンパクが増えてくると、タウタンパクという異常なタンパクが増殖し始め、これもまた脳の細胞を死滅させる原因になります。
アルツハイマー病が進行していくプロセスはかなり解明されてきていますが、ベータタンパクが異常な増加を開始するそもそもの原因は分かっていません。
発症のリスクファクターとして確認されているのは、女性であること、高齢であることですが、これらに加え、アルツハイマー病になりやすい素質があることが分かってきました。
アルツハイマー病は前向性健忘から発症し、視空間性の障害と道に迷う症状、また健忘失語ないしは比較的流暢な失語が起こりやすいです。
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