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大腿骨頸部骨折

大腿骨頸部骨折は、太ももの付け根部分の骨折です。交通事故やスポーツ中の転倒などにより起こります。骨粗鬆症の高齢者では、ちょっとつまずいただけでも折れてしまうことの多い骨です。

関節包の内部で折れた場合は骨頭へ血が届きにくくなり、治りが遅くなります。関節包の外部で折れた場合は骨頭へ血がきちんと届くため、比較的治りやすくなります。

高齢者の場合は寝たきりや認知症の発生を防ぐためにも、麻酔や手術に耐えられる体力のある患者さんであれば、できる限り早く手術をすることが重要です。術後の早いうちからリハビリを始め、寝たきりを防ぎます。

高齢者は特に、予防策を立てることが重要です。筋力低下を防ぐための散歩や体操など本人の努力、段差解消等の環境整備等も大切です。

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行政書士・社会保険労務士 松井 宝史 宮本麻由美

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大腿骨頸部骨折の症状

大腿骨はいわゆる太ももの骨ですが、この太ももの付け根付近に大腿骨頸部という少しくびれた部分があり、胴体と脚をつないでいます。

交通事故やスポーツなどで転倒すると、大腿骨頸部を骨折することがあります。また、骨粗鬆症の高齢者の方は若い人よりも折れやすいため、注意が必要です。さらに、寝たきり防止のためにもリハビリが大変重要です。

高齢者の大腿骨頸部骨折を防ぐためには、自宅をバリアフリーにしたり、外出中も階段と坂道があるときは坂道を選んだりと、転倒の原因を減らしましょう。

また、普段から散歩や体操などある程度の運動をして、足がもつれないようにしておきましょう。。

症状としては足の付け根部分が激しく痛み、立ちあがることはおろか足を動かすことすらできなくなります。

大腿骨頸部骨折は、生じる場所により二種類に分類されます。股関節の内側で生じるものを「内側骨折」、関節包の外側で生じるものを「外側骨折」といいます。

内側骨折の場合は骨頭へ血液が行き届きにくくなり、また骨折面に圧力を生じさせやすくなり転位(ずれ)しやすいため、治りにくいようです。一方、外側骨折の場合は骨頭へもきちんと血液が行き届くため、比較的治りやすいようです。

大腿骨頸部骨折の分類

大腿骨頸部骨折は、交通事故やスポーツなどで転倒して生じることが多く、受傷直後は痛みで足を動かせず、歩くどころか立つことすら困難になります。

しかし、骨折の部位や折れ方によっては股関節を動かしたり歩くことができ、受傷から数日後に強い痛みが生じる場合もあるため、受傷直後に強い痛みがないからと安心して動き回るのはやめましょう。強い痛みがなくても、転倒などをした場合は注意が必要です。

内側骨折の場合、一般的にガーデン分類が広く知られています。

Ⅰ型…骨性連絡が残っている状態です。

Ⅱ型…完全に折れているものの、転位(骨のずれ)が全くない状態です。

Ⅲ型…完全に折れていて、骨頭が回転するように転位をしている状態です。

Ⅳ型…骨も軟部組織も連絡が残っていない状態です。

 

股関節の可動域制限の後遺症が残る場合は、8級、10級、12級に認定される可能性があります。

右大腿骨頸部骨折により12級13号

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行政書士・社会保険労務士松井宝史

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