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脊髄損傷の体温調整機能の障害

高位脊髄損傷や痙髄損傷の患者さんは、健常者では無意識的に行っている体温調整ができなくなってしまいます。

自律神経が麻痺してしまうため、発汗や内臓のコントロールがきかなくなってしまうからです。

特に暑い日は体温が上昇しっぱなしになってしまい、うつ熱や脱水症状になりやすくなるので、空調を使って室内の温度を下げたりして注意することが必要です。

体温管理の障害

脊髄損傷を負った方の中には四肢麻痺や重い対麻痺が残る方がいます。

そのような方は体温調節がうまくできなくなってしまっています。

体温調節がうまくできないということは、特に夏場は熱中症に陥る危険性が高まります。

気温が高いにもかかわらず汗で熱を放出することができず、体内に熱がこもってしまいます。

初夏から残暑の時期にかけては、次のような熱中症対策や体調管理が必要です。

自分は人一倍熱中症にかかりやすいのだと意識して行動することが大切です。

・長時間暑い場所、直射日光のあたる場所に留まらない。
・発熱していると感じたら涼しいところで衣服をゆるめ、水 分補給をして休む。
・室内ではエアコンや扇風機を適切に使用する。
・のどが渇いたと感じる前にこまめに水分補給をする。
・普段から睡眠や栄養をしっかりとり、疲れをためない。
・時々体温を計り、38℃以上の発熱が続くときは病院を受診する。

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