肘関節拘縮
肘関節の可動域制限の原因は、被時関節周辺の骨・関節損傷が大きな割合を占めています。特に脱臼・脱臼骨折、肘頭骨折、上腕骨遠位端T・Y型骨折、典型的外反損傷であるJeffery型損傷などでは頻度が高くなっています。
肘関節拘縮の原因は単一であることは少なく、様々な病態が重なって可動域をせいげんしていますが、屈曲制限の原因として最も多く、高度な瘢痕化を示すのは内側(尺側)側副靭帯後斜走靭帯(POL)です。
徒手矯正術を受けていた例では後内側の異所性骨化が高頻度にみられます。
前方、後方関節包の肥厚・瘢痕化は、それぞれ伸展制限。屈曲制限の原因となります。
上腕筋の瘢痕は肘関節脱臼・脱臼骨折の後に多く、高度な伸展制限をもたらします。