★C4、5頚髄損傷
C4、5頚髄完全損傷者は、上腕の筋力をまったく使用できませんが、肩甲骨の拳上、すなわち肩すくめができます。
また口や歯を一部手の代用とすることで、生活の一部分を担うことができます。マウススティックをくわえて、パソコンを利用したり、環境制卸装置を利用し、電話やテレビなどの電気機器も使用できます。
C4頚髄を受傷すると横隔膜や呼吸補助筋に支障が出てくるため、肺活量が急性期は正常の20%、回復期に至っても50%といわれています。
そのため、肺炎などの生命に関わる合併症が起こりやすく、また褥瘡(床ずれ)、尿路感染などの合併症の予防も大切です。
急性期、回復期を合併症の発生がなく、経過した背損者は、維持期に入っても合併症の発生率が低いといわれています。