★中節骨骨折
浅指屈筋腱の停止部との関係から、骨折部位によって転位パターンが異なります。小児の基部骨端離開は、わずかな転位が残っても問題ありません。この部の骨折においても、回旋変形に対する注意が必要です。
★骨幹部骨折
固定性が悪く経皮的ピンニングを併用することもあり、骨融合に長期を要します。キルシュナー鋼線を交叉上に2本刺入した場合は、必ず4〜5週間で1本だけ抜去し骨折面に圧迫力がかかるようにします。
★頸部骨折
イメージ透視下に徒手整復し、DIP関節を屈曲位にシーネ固定します。仮骨の出現する3〜4週頃に指を伸展位に戻し、さらに1〜2週固定します。関節面にかかる骨折で側屈転位した症例は、段差をなくすために経皮的ピンニングを併用することもあります。