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舟状骨骨折


全手根骨骨折の90%を占め、しばしば見逃されて偽関節となります。

また、関節軟骨によって周囲を覆われているので、骨癒合に長期を要して治療の難しい骨折と言われています。
臨床的に骨折を疑わせる所見(腫脹と局所の圧痛)がある場合には、たとえ骨折線がはっきりしなくてもギプスシーネによる固定を行い、2週間後のX線撮影で骨折の有無を判断します。

転位があっても骨折面の接触がよければ、受傷後3ヶ月くらい経過した陳旧症例でも保存的に治療しています。前腕ギプスとし、母指のIP関節を積極的に動かすようにします。

骨折面の接触が悪い場合や偽関節となった陳旧症の場合が手術となります。手術には熟練を要し、再建には骨移植術も必要となりますので、手の専門医を探すことになります。

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