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★反射


伸張反射の反射弓は伸張に反応する期間(筋紡錘)、末梢神経(軸索)、脊髄シナプスおよび筋繊維から成っている。


大脳から長経路(上位運動ニューロン)に沿って下降するインパルスが反射を調節している。一般に、反射弓が断たれると反射の消失が起こるが、神経根自体が圧迫された場合には、反射の減弱がおこる(反射低下)、上位運動ニューロンから反射調節機序が失われると、結果として反射の亢進がおこるようになる(反射亢進)。


反射の程度は正常、亢進、減弱と記録し、一側の反射を他側の反射と比較して、その程度を判断する。反射のおこり方には個人差が大きいので、左右両側の反射のおこり方を比較して検査することが、少しでも反射の異常があるかどうかを見出すのにもっとも直接的克、実用的な方法であって、病変が存在するか否かを正確に診断するのに必須というべきである。


神経学的高位診断は、脊髄損傷、先天性異常、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症や脊髄自体の病変の評価に必要である。以上のような病変が起これば、脊髄や神経根に直接の影響を及ぼし、その結果、四肢の髄節支配範囲に特異的な神経学的徴候が出現するようになる。


脊髄、神経根障害と末梢神経損傷の症状の相違は、筋力、知覚、反射などの神経学的所見の範囲が異なる点にあることを知るべきである。すなわち皮膚の知覚支配、筋の運動支配は髄節レベルと末梢神経レベルでは、各々異なったパターンを示すということである。 

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