23★体性感覚誘発電位(SEP)
体性感覚誘発電位(SEP)は、感覚神経を末梢部で皮膚表面から刺激し、感覚野に対応する頭皮上から加算平均法により誘発電位を導出します。
その際に、上肢刺激では鎖骨上窩や頚椎レベルから下肢刺激では腰椎、胸、頚椎レベルなどからできる限り同時多チャネルで誘発電位を記録し感覚伝導の状態を分析することになります。
脊髄損傷における誘発電位の診断的意義も大きいといわれています、脊髄損傷の程度、傷害レベル、予後の判定などに特に有用です。
脊髄損傷が上部又は中部頚髄レベルで完全な損傷を受けた場合、正中神経刺激では頭皮上誘発電位は消失しますが、C6またはC7レベルの損傷では誘発電位は部分的に保たれます。
胸髄、腰髄レベルでの損傷でも下肢神経刺激による誘発電位の所見から、完全損傷なのか不完全損傷なのかの診断に有用です。
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