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★高次脳機能障害の概略


高次脳機能障害とは、大脳の部分的な損傷によって、言語、思考、記憶、行為、学習、注意などの機能に障害が起こった状態をいいます。


高次脳機能障害の特徴としては、
1・外見上障害が目立ちにくい。
2・障害を本人自身も十分に認識できていないことが多い。
3・障害は、在宅での日常生活や社会活動を行っているときに出現してきます。


高次脳機能障害とは、認知障害の総称です。
認知機能が正常に活動するためには、意識レベルが正常で、注意の機能が正常に作動していることが必要です。 

注意の障害は右大脳半球の損傷や前頭葉損傷により生じますが、学習や問題解決などに影響を受けます。

記憶の障害は、場所、人名、今日の予定などの新しい情報を学習し、それを必要な場面で思い出して使う機能の障害です。

私達が朝起きて、次に何をするかを誰かに教えてもらわなくてもできるのは、日常記憶、あるいは展望記憶が正常に作動しているからです。

ですので、日常記憶や展望記憶が障害されていますと、朝起きて自分が何をすべきか分からず、今日の予定を具体的に指示されないと行動を起こせなくなります。

前頭葉のある部位を損傷しますと、遂行機能障害が現れます。遂行機能が障害されますと、衝動的な行動が多くなり、結果が成り行き任せとなってしまいます。又、明確な目標を設定できませんので、行動を開始することができず、自発性の欠如がみられます。

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