2.介護保険事業
2−5 新規参入について
初めて介護事業に取り組む時は、次のことに留意してください。
@動機をはっきりさせる
あなたはなぜ介護事業をやろうと決意したのでしょうか。「両親の介護がきっかけ」「地域社会に貢献したい」など、いろいろあると思います。動機とは、いわば新たに物事を始めるときのきっかけ、初心です。この動機が大切となります。
A市場の地域性はどうか
介護事業の事業エリアは非常に限定されています。特に在宅サービスの場合は事業エリアの選択が非常に大切になってきます。まずは、参入を予定しているエリアの人口統計、世帯数、自治体の取り組み姿勢、競合他社の状況、医療機関の位置づけなどの情報を収集し、慎重に検討してください。
B職員さがし
動機と合わせて、自分自身の事業に対する考え方をきちんと整理することが大切です。それが雇う人に大きな影響を与えます。人の出入りが激しい会社はノウハウが蓄積しないばかりか、利用者や職員にも悪影響を与え、心身ともに疲労します。
C資金繰りに注意を払う
介護事業は、現金商売ではありません。サービス提供後役2〜3ヵ月間は現金化されませんので開業初期の出費がかさむ時期には特に注意が必要です。
D利益は次なる事業へ
初期の資金繰りに苦しい時期を乗り越え、安定的に利益が出るようになりましたら、今後は自社でサービスアイテムを増やす複合化の方向性が欠かせません。利用者は同一のサービスばかりを選択しているのではなく、複数のサービスを組み合わせていますので、このことに対応する複合化は、一人当たりの売上高をアップさせ、人件費や施設コストを低減させます。
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