3.介護事業計画
3−1 マーケッティング
介護事業、とくに在宅介護事業は限定されたエリア内での事業展開であり、顧客ニーズに対応したサービスの提供を実現するためには、そのエリア内の顧客について熟知していることが必要です。マーケティングは大きく三つのプロセスに分けられます。
1・情報収集、分析の段階
事業に関連するあらゆる情報収集、調査、分析を行い、問題を把握します。一番簡単なのは、国や自治体の調査報告書や資料をもとに必要なデータを入手することです。
2・方向性の組み立て
情報分析に基づいて各戦略の大きな方向を組み立てる段階です。
@他社よりも競争力をもつためにどんな商品をつくるか、またどれくらいの売上、利益を上げるのかを明確にすることです。
Aサービスの提供コストと顧客の価格に対する受容性、競合他社との競争を考慮し、価格を設定します。
B在宅介護事業者の場合は、サービスの提供場所の効率を考えましょう。より短時間で提供場所へ移動する方法、あるいは提供場所へより多くの人を短時間で運び込む方法などを検討していきます。
Cサービス業である介護ビジネスの場合、顧客と接するサービス提供者が、企業の顔として広告塔となっていきます。そのため、社員一人一人がこうした役割を担っています。
3・行動計画の決定
行動計画は、年間計画、半期計画、四半期計画、月間計画、週間計画のように順次降ろしていき、より具体的な計画を決定していきます。
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