血糖値は血液中のブドウ糖の濃度を表す数値です。空腹時血糖値で110mg/dl以下は正常とされ、125までは境界域ですが、126以上は糖尿病と診断されます。血糖値が高めで境界域に入る人は5人に1人といいます。この境界域の人が要注意で、日常生活において食事、運動ストレス、喫煙などに気をつけないと糖尿病に進んでしまいます。また、高血糖や高脂血症では、いわゆるベタベタ・ドロドロ血といわれる状態が起き、動脈硬化を進行させて、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などを引き起こします。
糖尿病は、沈黙の病気ともいわれ、自覚症状が出にくい恐ろしい病気です。恐ろしさの理由は、3大合併症である糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害を引き起こすことです。国内推定患者数は1,870万人と言われています。
健康のためには腹八分目がいいと誰もが知っているのに、実行できずに食べ過ぎてしまうことが内臓脂肪による高血糖の一因です。糖尿病予備軍のほとんどが、食べ過ぎています。とはいえ、本人には食べ過ぎているという自覚がないものです。実はこれが問題なのです。
腹八分目というのは、もうちょっと食べたいなというところで食事を終えることです。これが意外と難しいものです。腹八分目の感覚を養うには、まず自分の適当を計ってみることがおすすめです。適当=腹八分目ですから正確な量を自分のおなかによく覚えさせておくことです。
糖尿病予備軍のなかには「そんなに食べていないのに」という人がいますが、間食にスナック類や食後のデザートと称して甘いお菓子を毎日のように食べているというケースが多くあります。また、加齢とともに基礎代謝量は減るため、若い頃と同じように食べていると食べすぎになります。