2.高血圧の合併症を防ぐ
3 高血圧の人の受診のコツ
長々と待たされてやっと診察の順番が来ても、診察時間は獄わずかです。これでは、問診や病状の説明に充分な時間をかけてもらえません。患者には医師に聞きたいことがたくさんあります。医師の方も、限られた時間内に次々と大勢の患者を診察するのは大変なことです。
受診の心得としては、
(1) 主治医を持ちましょう
血圧には夏は低く、冬は高いという季節変動があります。また、ストレス、食事など家庭や職場での環境、加齢によっても変動します。医師に長い経過を知ってもらうことが大切です。軽々しく医師を変えたりしますと治療のためにはなりません。
(2) 治療は長期戦、あせらずに
高血圧の治療は一生をかけて行う健康管理です。高血圧と診断されましたら、その人に合う降圧薬を決めるところから治療は始まります。血圧が下がっても、また上がらないよう維持し、最終的には心筋梗塞や脳卒中を防止するのが目的です。強い薬で早く下げようなどとあせらなくてもいいです。
(3) 症状は要点を手短に
医師に病状を伝えるときは、要点を簡潔に伝えるのがポイントです。「胸痛」「胸が詰まる」などの症状がある場合は狭心症の疑いがあります。
(4) 薬を勝手に中断しない
高血圧を長年ほうっておくと、細動脈の病変が進み、降圧薬でいったん血圧が下がっても、中断するとまた血圧が上がることが多いので、中断すると少量で効いた薬が同じ量では効かなくなり、飲む量が増えてしまいます。医師の指示は守って下さい。
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