1.定年が目の前に
1−6 ライフプラン計画
さてこれまでに考えてきたことは、かけがえのない一人一人の老後を、大事に生きようということでした。ロマンをもって生きようということでした。それを具体的にいえば、生きがいの追求ということでした。その生きがいのためには、老後の社会参加をキチンとして、働きがいを求め続けようということでした。
その考え方を空転させないためには、ぜひ老後の計画を具体的に手作りでつくってみることをおすすめします。
ある人は、老後のことなど、どうせわからないではないか、第一そんなことは面倒だといいます。そうです、将来のことなど分かったものではありません。
しかし分からないことだからこそ計画が必要なのです。分かっていれば計画はいりません。計画というのは、どんな計画でもそうなのです。売り上げ計画も、経営計画も、開発計画も、みんな分からないことだから計画を作るのです。そしてその計画を基準にして、修正しながら実行していくのです。
定年退職後、その意味は分かってはいても、かなり大きなショックを受けるのは避けられそうもありません。第二の人生のソフトランディングをどうするか、その対策は、具体的な計画を作ることからはじまるのです。まさに人ごとではありません。自分自身のかけがえのない老後の人生のためには、計画づくりが面倒などと、のんきなことはいっていられません。
|