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能力主義賃金の必然性


・能力主義賃金への切り替え
これからの労働力構造の変化を展望すると、これまでの賃金制度を改革し、ますます能力主義的賃金制度へと切り替えていかざるを得ない状況にあります。

その第1の要因は、労働力の高齢化です。どの企業でも労働力の高齢化が進んでいます。毎年、労働者の平均年齢がたかまっています。そうした中で、従来の賃金制度のままでは人件費が増加する一方となり、企業経営が厳しくならざるを得ません。そこで同じ中高年の社員であっても、働きに応じて賃金に差をつけざるを得ないのです。
第2は、高学歴化の進行です。今日では、どの企業でも大学卒の数が増加しました。
第3は、女性の職場進出があります。女性にとって不利である長期勤務重視の人事管理を修正して、実力とか業績を基準とした人事管理に切り替えていかなければなりません。
第4は、労働力流動化の影響があります。長期的にみますと転職率の高まりが観察されます。企業としても中途採用で優秀な者を確保するためには、年功重視から能力重視の賃金管理へと切り替える必要があります。
第5は、労働時間の短縮や弾力化の影響があります。

 


 

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