労働者災害補償保険法
▼保険給付通則(故意の解釈)
次の記述のうち,正しいものはどれか。
問題1か問題2の正しい方をクリックして下さい。
問題1.
「故意」とは,自己の行為により一定の結果が生ずることを認識し,かつ,その結果の発生を認容していることをいう。したがって,例えば,重油を船から送油パイプを通じてタンクローリー車に送り込む陸揚げ作業中,同僚労働者がタンクの重油内に転落したしたのを見て,直ちに救出するためタンク内に降りようとしたところ,足を滑らせてタンクの重油内に転落し,死亡したという場合には,確かに業務と密接な関係があるとはいえ,そうした危険の発生について認識があり,かつ,それを認容した上での救出行為によるものとみることができるので,その行為は「故意」によるものといわざるを得ない。
問題2.
無免許運転が危険であることを知りながら資格を詐称して貨物自動車を運転し,急スピードのまま急カーブを曲がろうとして転覆し,負傷したのは,労災保険法第12条の2の2第2項に規定する「故意の犯罪行為又は重大な過失」による負傷ではあるが「故意」による負傷には該当しない。
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