私は、20歳代の時に転職を3回経験しました。
最初は、総務の仕事から営業の仕事に転職をしました。
最初の会社での総務の仕事は3か月程しか経験が無く、同じ職種の転職をしようとは思っていませんでした。
一般的に、20歳代の転職活動の場合、それまで経験した職種以外の転職が大半を占めると言われています。
大学を卒業して最初に入った会社の職種が、想像していたものと違っていたというミスマッチが大きな理由です。
私の場合、次の転職では、また営業の仕事の会社に転職しました。
2番目の会社はたった3週間で辞めてしまったので、営業の経験を積んだとは言えません。
しばらく失業していたので、なんでもいいので仕事をして社会復帰を図ろうという気持ちが強かったです。
そしてもう一度、営業の仕事の会社に転職をしたという訳です。
5人しかいない出張所でしたので、人間関係にも仕事内容にも困らず順調に社会復帰が出来ました。
20歳代は、いろいろな社会経験、職種経験を積んでもいい年代だと私は考えています。
その後、27歳の時にもう一度、転職をしました。
今度は、総務の仕事でした。
20歳代で総務と営業の仕事に就き、そのどちらも経験を積んだことで、42歳で社会保険労務士になった時、とても役に立ちました。
何といっても士業(私の場合は、社会保険労務士)は、営業で仕事を取ってこなければ、即、廃業となってしまいます。
20歳代の転職は、自分の中の仕事の経験値を積むことを考えていきたいですね。
また、私の場合は40歳になった時に経験した損害保険代理店での知識が、今の社会保険労務士の労災保険の手続きに役立っています。
他の社会保険労務士が知らない「自賠責保険」や「自動車保険」の知識が、自動車事故の通勤災害等の労災申請で非常に役に立っています。
今では、転職を複数回経験したことで色々な仕事のスキルを身に付けることができ、それらを活かせる仕事ができてとても幸運だと感じています。