うつ病の場合_メンタルヘルスの豆知識

うつ病の場合

うつ病の場合はどのような症状か

生理的状態の変化によって起きると言う認識をもつこと。
薬がよく効くことを理解する。

なぐさめたり、励ましたり、気のもちようだというようなことを言わない。
無理に気晴らしをさせない。

人に助言されるとそのとおりにしようとして裏目にでる。

必ずもとどおりに治る病気だから、治るときが来るまで待つという姿勢を持つ。

ゆっくり、気持ちよい時間を過ごすのがよい。

身分や生活にかかわる重大な決定は、治ってから考えて決めることにする。

治りかけの頃に、焦りの気持ちがでやすい。

この時期を慎重にする。

よくなるとまじめな人だから頑張って仕事をしようとする。

ICDのうつ病診断基準とは

世界保健機構による国際疾病分類(ICD)があります。

ICDでは、うつ病診断の基準となる症状として次の10症状をあげています。症状の持続期間は2週間以上です。

①抑うつ気分

抑うつ気分は、憂うつで、悲しく、希望のない、気落ちしたと表現されることが多い。抑うつ気分の存在は、その人の表情や態度からも推測できます。

②興味と喜びの喪失

すべての活動における興味、喜びの著しい減退は、本人の訴えのみならず、周りの人の観察によっても明らかになります。社会的に引きこもり、以前の娯楽に興味を示せず、性的関心や欲求レベルも低下します。

③易疲労感の増大、活動性の減退

④集中力・注意力の減退

⑤自己評価と自信の低下

⑥罪責感と無価値観

無価値観や罪悪感には、自己の価値の非現実的で否定的な評価や、罪へのとらわれ、過去の些細な失敗を繰り返し思い悩むなどが含まれます。

⑦将来に対する希望のない悲観的な見方

⑧自傷あるいは自殺の観念や行為

⑨睡眠障害

⑩食欲不振

症状の数の約束事は、10のうち4つ以上あることと、それら4つ以上の中に①~③のうちの2つ以上が含まれていることです。

ICDでは、①抑うつ気分、②興味と喜びの喪失、③易疲労感の増大、活動性の減退の3つが、うつ病の中核症状とされています。

うつ病の重症度について   

うつ病の重症度については、軽症、中等症、重症の3つに分類されます。

重症度を判断する基準があり、その基準に挙げられる上記に記載しました①から⑩までの症状にいくつ該当するのか、また、症状がどの程度なのか、機能低下や苦痛はどの程度なのかを確認し、判断されます。

軽症…うつ病の症状が診断基準を満たす最低数であり、機能障害は軽度の場合。

中等症…軽症と重症の中間の重症度である場合。

重症…基準に挙げられる上記に記載しました①から⑩までの症状のほとんどに該当し、社会的・職業的に機能障害がある場合。また、身の回りのことが満足にできない、自殺願望がある、実際に自殺を図ろうとしたことがある等の場合も重症となります。

大うつ病エピソード

大うつ病エピソードの基本的特徴は、抑うつ気分またはほとんどすべての活動における興味または喜びの喪失のいずれかが、2週間以上続くことです。

うつ病の抑うつ状態については、次の通りです。

ゆううつ気分は、抑うつの中心です。

重症例では、その苦しさは筆舌に尽くしがたいもので、あらゆる病気の中で最も苦しい症状ともいわれています。

周りでいくら楽しそうに盛り上がっていても、テレビで面白いお笑い番組を見ていても、全然楽しさというものが感じられません。

うつ病のゆううつ気分は「悲しみ」にあるのではなく、「空虚」にあります。

うつ病の経過

うつ病の経過は、病相を反復し、病相と病相の間は正常に戻ります。また、病相を反復しても完全に回復し、後遺症状も残しませんが、一部には完全によくならずに長引き、慢性化し、神経症化するものがあります。

うつ病は、不安症状や軽い抑うつ症状が前触れとして出現し、通常数日から数週かけて発現します。

また、うつ病の初期では、生活上のストレス因子が先行することが多く、心理社会因子が発病に一役かっているといわれております。

うつ病の持続期間は、通常は6か月以上続き、他数の方は症状が完全になくなり、通常の生活ができるようになります。

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