オリーブ栽培の豆知識_まつろむ流栽培日記

オリーブの木

樹木の栽培というと、草花の栽培よりずっと難しいように思ってしまいます。

しかし、オリーブ栽培の難易度はそれほど高くありません。

オリーブの木は成長が早く、挿し木をすれば最初の1年で30cmほど伸びるでしょう。

順調に育てば、2年目には60cmほどになります。

プランターではなく地面に直接植える場合は、品種にもよりますが数十年後には10mにまで伸びることもあります。

私はオリーブ栽培を始めて現在10年ほど経ちますが、3mほどにまで育っています。

私もオリーブの木をインターネットで購入しました。現在、2本栽培しています。

ブルーミングスケープ

オリーブの葉・花・実

オリーブの葉の色は銀色であると、よくいわれます。

これは、葉の裏面が白く、日光を反射してキラキラと輝くからです。

表面は深い緑色です。

葉は観賞用としてだけではなく、健康のためにお茶として用いられることがあります。

ポリフェノールなどの栄養素が豊富です。カフェインを含まないので、就寝前にちょっとお茶を飲んで落ち着きたいときにもおすすめです。

5月から6月にかけて、小さな白い花が咲きます。

自家不結実性といって、1本の木の中で花粉を雄しべにつけても実はなりません。

実を作りたい場合は、異なる品種のものを近くに植えるようにしましょう。

7月頃から小さな緑色の実がなります。

徐々に膨らんでゆき、秋にはブドウの巨峰のような黒っぽい紫色へと変化します。

実はそのままでは食べられませんが、アクを抜いて塩漬けにすれば食べられます。

アクアパッツァやサラダのトッピングとして使いましょう。

また、手間は多少かかりますが、実からオリーブオイルを絞り摂ることもできます。

せっかくなった実ですから、観賞用だけで終わらせるのではなく、塩漬けやオリーブオイルを作って楽しみましょう。

実をつけるポイント

オリーブの栽培に関しては、実をつけるのが難しいと思っている人がいるようです。

しかし、次のポイントに注意すれば、実をつけるのは難しくありません。ぜひ試してみてください。

まず1つめのポイントは、異なる品種の木を2本以上植えることです。

自家不結実性なので、1種類の木だけでは実がなりません。

異なる品種のものをとり混ぜて植えましょう。

私はオリーブの木を2本育てていますが、それそれ異なる品種です。

地植えとプランターで育てており、地植えのオリーブの木の近くに鉢植えのものを置いています。

実は新梢になるので、剪定するときに新梢を切ってしまわないよう注意しましょう。

花が咲く時期になったら、水をやりましょう。

私は鉢植えのオリーブは4月頃から3日に1回、夏はほぼ毎日水やりをしています。

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