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発達障害の方の転職

発達障害とは、明らかな知的障害はないのに、生まれつきの脳機能の偏りのため発達に差がある状態をいいます。
得意・不得意の差が大きく、行動の特性によって困りごとが生じることがあります。

発達障害には自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)などが含まれ、中には複数の特性を併せ持つというケースもあります。

同じ障害名であっても特性の現れ方が異なることもありますが、それぞれ以下のような特性があります。

 

自閉スペクトラム症(ASD)

人の気持ちを読み取るのが苦手、こだわりが強い、集団行動が苦手、急な予定変更が苦手、環境になじむのに時間がかかる等の特性があります。

 

注意欠如・多動症(ADHD)

ADHDの場合、多動傾向は幼少期に治まっていくことが多く、それ以降は注意欠如が目立つケースが増えてきます。
注意欠如として、忘れ物やミスが多い、仕事の段取りが苦手、集中力が続かずぼんやりしてしまう、気が散る等の特性があります。

 

働きにくさを感じたら

上記のような特性がある場合、職場の人とコミュニケーションがうまく取れず、職場で孤立してしまうことがあります。
上司や同僚の話を聞いていても、あいまいな表現のニュアンスを理解することができず、誤解が生じてしまいます。


また、相手の話をしっかり聞くことができない、途中で遮って一方的に言いたいことを言ってしまう、相手と目を合わせて話をすることができない、等のことで「失礼な人だ」と顧客を怒らせてしまうということもあります。

また、ミスが多かったり、仕事の効率が悪くて期日に間に合わない、人から頼まれた仕事を忘れてしまう等で、仕事に影響が出てしまうこともあります。
同時進行で複数の仕事を進めることが苦手で、混乱してしまうという人もいます。


本人はいたって真面目に頑張っているのに、周りからは「仕事ができない」とか「やる気がない」と思われてしまいがちです。

このようなことで困っている場合は、自分が発達障害であることを職場に伝え、サポートを受ける必要があると思います。
上司や人事の担当者などに、自分が苦手なことを具体的に伝え、相談しましょう。
もしも職場の理解が得られないという場合は、転職を考えていきましょう。

ハローワークには障害者専用窓口が設けられており、発達障害の方も利用することができます。
障害の特性に応じた相談をすることができますし、障害者雇用の求人数も多く取り扱っています。
自分に合った仕事の探し方や、履歴書の書き方などのサポートをしてくれます。
また、就労移行支援事業所を利用することも検討してみましょう。
障害者総合支援法に定められる障害福祉サービスの中の1つで、就職活動や就職後のサポートをしてくれます。

発達障害の人は、得意・不得意の差が大きいという特徴があります。
そのため、自分の得意なことを発揮できる仕事に就くことができれば、大きな実力を発揮することができます。
今の職場で働くことがつらい、自分に合っていないと感じたら、転職に向けて動き出しましょう。
自分の特性と向き合い、今までの生活や仕事を振り返って自分が得意なこと、不得意なことを再確認してみてください。
自分自身を振り返ることで、どのような仕事があなたに向いているのか知ることができます。
あなたが気持ちよく働ける場所を探していきましょう。


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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2024.01.06

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