在職中に転職活動をしていいか_まつろむ流転職の考え方

質問:在職中に転職活動をしていいか

学校を卒業して今の職種で働こうと思って就職しましたが、どうも自分には合ってないように思い、転職をしようと思っている25歳の女性です。

職場の人間関係は良好です。

このことを相談しているのは姉だけで、他の人には話していません。

在職中に転職活動をしたり、面接を受けにいったりしてもいいでしょうか?

 

回答:転職活動は在職中に、転職先の内定が出るまでは内緒で進めることをお勧めします。

転職活動は職場の人には誰にも話さない

在職中に、会社の人には内緒で転職活動を進めていくのが一番です。

職場の中の誰か一人でも話してしまうと、なにかの拍子に上司や人事部門に伝わってしまうことがあります。

転職活動をしていることを知られてしまうと、引き留められたり、気まずくなり職場に居辛くなってしまうこともあります。

実際に転職活動が会社にばれ、上司や同僚から冷ややかな態度を取られるようになってしまったという方は少なくありません。

辞める会社であったとしても、辞めるまではストレスは最小限に、気持ちよく過ごせる職場であってほしいものですよね。

最近では、SNSの投稿にも注意が必要です。

何かの拍子に職場の同僚や会社の方が検索して見つかることがあります。

仮に友人しか閲覧できない設定になっていたとしても、転職をにおわせるような投稿は控えておきましょう。

 

転職活動の準備

転職活動の第一歩として、まずキャリアの棚卸しと自己分析をします。

あなたの場合は仕事のミスマッチがあるようですので、まずは自分にマッチした仕事はどのようなものなのか分析することが大切です。

キャリアの棚卸しをするには、まずは今までにあなたがやってきた仕事をノートに書き出していきましょう。

会社に入社して3年目ですので、仕事もだいぶ覚えてきたところだと思います。

毎日やる仕事、1週間に1~2回やる仕事、1か月に1回やる仕事というように区分して書き出すと分かりやすいです。

あらかた書き出しが終わったら、あなたの得意な仕事や仕事上の成功エピソードなどを書いていきます。

苦手な仕事や嫌いな仕事も書き出していくと、今後あなたが選ばない方が良い職種がはっきりしてくると思います。

ここで作成したノートは、面接の時の自己PRにも使えますし、内定獲得後には現在の仕事の引き継ぎをする際にも役立ちます。

最初は思いついたことをノートに書いていくと、だんだん深掘りができるようになります。

頭の中で振り返るだけではだめです。

自分の手を動かしてノートに書き出すことにより、頭の中の考えがまとまってきます。

在職中にやることになるので、夜に毎日少しずつやっていき、会社の休みの土曜日、日曜日にまとめて作業をするのがいいでしょう。

キャリアの棚卸しと自己分析が終わったら、自力で応募先を探すか転職エージェントサービスを使うかを決めて動くことになります。

あなたが転職活動においてプロからアドバイスを受けながら進めていきたいタイプであれば、転職エージェントサービスを使うのがベストです。

年齢的に若いので、転職エージェントサービスを使えば、求人情報をたくさん提供してもらえるでしょう。

エージェント会社でお勧めなのは、【パソナキャリア】(PR)です。

総合人材サービスの先駆者的存在なので、採用企業と求人に対する情報量が圧倒的に豊富です。

☆転職者の多くが利用しているのは【パソナキャリア】(PR)です

☆手厚いサポートが売りで、履歴書や職務経歴書の添削も丁寧に行ってくれます

☆相性の合うエージェントの方は強力な味方になってくれます

人から急かされるのが苦手だったり、自分のペースで進めていく方がいいという方は、【DODA】(PR)などの転職サイトに登録をして応募先を探していきましょう。

こちらの場合は、自分のペースで応募先を決めて書類選考へと進められるので、ゆっくり良い会社を探していこうという方にはおすすめです。

転職サイトは1つではなくいくつか登録して、求人情報を幅広く集めていきましょう。

☆業界大手、手厚いサポートの【DODA】(PR)は登録必須です

☆通勤時間を短くしたい方は【はたらいく】(PR)に登録しましょう

☆転職の体験談やノウハウも豊富な女性向け転職サイト【とらばーゆ】(PR)もおすすめです

☆それぞれ掲載されている求人は異なるため、転職サイトには複数登録することをおすすめします

あなたに合った求人があれば、履歴書と職務経歴書を会社に送って書類選考へと進んでいきます。

在職中で、同僚などに知られず転職活動をするには、転職サイトで応募していく方法がいいかもしれません。

 

退職後の転職活動のデメリット

退職してから転職活動をする時のデメリットはいくつかあります。

まったく準備していない場合は、自分の仕事のスキルの確認、転職する会社の情報収集から始めますので、あっという間に1か月、2か月が過ぎてしまいます。

自己都合退職の場合は、雇用保険の基本手当はすぐにはもらえません。

2か月の給付制限がありますので、その間は無収入となってしまいます。

そうすると、気持ちが焦ってきてしまいますので、手あたり次第に応募して最初に内定が出た会社に就職してしまうようなことになってしまいます。

また、何社か応募したが書類選考もなかなか通らないとなると、とても焦ってしまい心の余裕を失ってしまいます。

雇用保険の基本手当も、自己都合で退職した場合、あなたの場合は90日しか出ないので、それまでに決めたいという気持ちが強くなると思います。

単身で住んでいる場合は、生活費も心細くなってきてしまいます。

かなりのデメリットがありますので、在職中に転職活動を進めて内定を獲得することを強くお勧めします。

 

私は在職中に転職活動をしました

私は40歳で3回目の転職をしましたが、転職活動をしていることは妻にしか話さず、仲の良い同僚や親しくしていた部下にも黙っていました。

人の口に戸は立てられぬ、ということわざがあるように、人の話はどこから漏れるか分からないと思っていたからです。

また、当たり前のことかもしれませんが、勤務時間内に転職活動をすることは控え、仕事には真面目に取り組む姿勢を見せるようにしました。

面接当日は、事前に有給休暇を願い出ておきました。

12月初旬に転職先の内定をもらいましたので、内定をもらった翌日に会社に退職の申し出をし、12月31日付で退職となりました。

そして、翌年1月4日より新しい会社で営業の仕事に取り組むことになりました。

退職の申し出をした際には上司から引き留められましたが、その次点では既に新しい会社の内定をもらっていましたので、決心が鈍ることもなく無事に退職することができました。

もし内定をもらう前に会社の人にばれていたら、同僚や部下と気まずくなり、居辛くなっていたと思います。

そして、退職してからの転職活動になっていたと思います。

転職活動をする際には、会社の上司や同僚に漏れないように進めていきましょう。

 

Q:転職サイトと転職エージェントの違いは

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文責 社会保険労務士 松井 宝史 2022.11.08

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