あなたの職場に、他人の感情や痛みに無関心であったり、理解できない上司はいませんか?
部下のことを潰してしまう上司を、クラッシャー上司とかサイコパス上司といったりします。
クラッシャー上司は他人を思いやるという感情が欠如しており、部下を激しく罵倒して泣かせても、涼しい顔をしていたりします。
他にも自己中心的であったり、平気で嘘をつく、感情の起伏が激しいなどの特徴があります。
自分の気に入らない人物は徹底的に攻撃したり無視をしたりして、潰してしまいます。
クラッシャー上司は基本的に優秀で仕事ができる人物であるため、会社側も処分しにくいという問題があります。
また、もともとの性格であったり、育ってきた環境によって形成されたキャラクターなので、改善は期待できません。
そのため、あなたの職場にクラッシャー上司がいた場合は距離を置くことをお勧めします。
クラッシャー上司は、一度標的にした人物はとことん潰すまで逃しません。
もしもあなたが標的にされてしまった場合は、例え大企業であったり、あなたのやりたい仕事ができる会社だったとしても、すぐに転職する決意をした方がいいでしょう。
「なぜこんな仕事もできないんだ。」とか、「こんなこともできないなら辞めてしまえ。」などと必要以上に𠮟りつけ、部下の失敗をしつこく問い詰め、追い詰めていきます。
自分の思い通りに仕事が進んでいなければ、「この仕事が終わるまで帰るな。」と残業を強要したり、「土日に出てきてやればいいんだ。」と休日出勤を強要してきたりします。
休日出勤も含め、時間外労働が月80時間を超えたらイエローカード、月100時間を超えたらレッドカードです。
心身がズタズタになる前に、転職を決意しましょう。
メンタルがやられてしまうと、物事を冷静に考えて判断することができなくなり、「転職を決意する」ということもできなくなってしまいます。
一つの会社にしがみつく必要はありません。
過重労働を強要する上司からは「さよなら」をしましょう。
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クラッシャー上司によるパワハラにより、うつ病などの精神疾患を引き起こしてしまうことがあります。
本当ならばすぐにでも休まないと厄介なことになるのですが、パワハラを受け続けてきた方はこの判断力が弱まっており、周りの人が休むことを勧めてもなかなか聞き入れず、無理をして働き続けてしまいます。
しかしここでクラッシャー上司から離れることをしないと、あなたの心身はどんどん追い詰められていき、いよいよ逃げられなくなってしまいます。
もう限界だ、と感じたら、まずは有給休暇を使って休みましょう。
そして心療内科で医師の診察を受けてください。
あなたが今どのような状況にあるのか話を聞いてもらい、診断書を書いてもらいましょう。
休職制度は法律で定められているものではないため、就業規則に休職制度の定めがあるかどうか確認しましょう。
ほとんどの会社が休職制度を導入していますが、具体的な要件や期間などは会社によって異なるため、その点も確認しましょう。
休職期間中は会社から満額の給与が支払われるケースは少ないのですが、その場合であっても社会保険に加入していれば傷病手当金を受給することができます。
まずは心身を休め、回復に努めましょう。
そして医師の指示に従って治療を進め、医師から許可が出たら転職活動を始めましょう。
会社は星の数ほどあります。
クラッシャー上司がのさばる会社とはおさらばし、あなたが気持ちよく働くことのできる会社を探しましょう。