遺族基礎年金や遺族厚生年金申請について
文責 社会保険労務士 松井 宝史 2025.07.15
遺族年金申請について
大事な方が亡くなった時の遺族のための給付は何があるのでしょうか?
公的年金加入者または加入していたことがある人が死亡した場合、遺族となった、子のある配偶者または子に対して遺族基礎年金が支給されます。
また、厚生年金保険の被保険者または被保険者であった人が死亡した場合、遺族となった、子のある配偶者または子の他、遺族となったその他の遺族にも遺族厚生年金が支給されます。
一方、自営業者等の国民年金の第1号被保険者または第1号被保険者であった人が死亡した場合、遺族基礎年金が支給されないその他の遺族に対して、寡婦年金または死亡一時金が支給されます。
このサイトでは、遺族年金について分かりやすく解説をしていきたいと思います。
遺族年金の受給要件
公的年金加入者または加入したことがある人が死亡した場合、遺族となった、子のある配偶者または子に対して遺族基礎年金が支給されます。
また、厚生年金保険の被保険者または被保険者であった人が死亡した場合、遺族となった、子のある配偶者または子のほか、遺族となった他の遺族にも遺族厚生年金が支給されます。
自営業者等の国民年金の第1号被保険者または第1号被保険者であった人が死亡した場合、遺族基礎年金が支給されないその他の遺族に対して、寡婦年金または死亡一時金が支給されます。
遺族の種類と受けられる遺族年金
遺族の種類 | 国民年金のみに加入 |
厚生年金保険に加入 |
子のある配偶者 |
遺族基礎年金 |
遺族基礎年金+遺族厚生年金 |
子 |
遺族基礎年金 |
遺族基礎年金+遺族厚生年金 |
ぞの他の遺族 |
寡婦年金または死亡一時金 |
遺族厚生年金 |
寡婦年金と死亡一時金は第1号被保険者が死亡した場合のみ支給されます。