ウォーキングナビ

ウォーキングで足が痛くなったら

ウォーキングをしていて足が痛くなった場合、無理をして続けるのは避けましょう。

 

足裏が痛むとき

ウォーキングをしていて足裏が痛くなったときは、長い距離を歩きすぎている、靴のクッション性が足りない、姿勢が悪くなっているという可能性があります。
痛みがある場合は、治まるまでウォーキングはお休みしましょう。
継続することも大切ですが、無理をしてしまうと症状が悪化するおそれがあります。

足裏(特にかかとや土踏まず付近)に強い痛みがある場合は、足底腱膜炎になってしまっている可能性があります。
足底腱膜炎は、足の裏にある腱が膜のように広がった「足底腱膜」が損傷、炎症を起こしている状態で、特に朝起きて最初の一歩を踏み出したときに足裏に強い痛みが走ります。
症状が進行していくと立つだけでも痛みが生じ、日常生活に支障をきたしてしまいます。
整形外科を受診し、医師の指示に従って治療をしましょう。

痛みが治まりウォーキングを再開するときは、靴を見直す必要があります。
クッション性のある靴やインソールの購入を検討しましょう。
足裏への衝撃を和らげてくれるものを選びましょう。

左右どちらか片方の足だけ痛いという場合は、負担が偏っている可能性があります。
そのようなときは姿勢が悪く、フォームが崩れてしまってることがあります。
今一度自分のフォームを見直してみましょう。

ウォーキングが終わって帰宅してからは、足のマッサージを習慣化しましょう。
土踏まず、かかと、くるぶし、足指をもみほぐしていきます。
ウォーキングに限らず、歩いたり立ったりしているとき、私たちの足は全体重を支えています。
自分の足をねぎらう気持ちで、マッサージしていきましょう。


膝下が痛むとき

歩くと膝下が痛くなるが、しばらく休むと痛みが消えるという場合は、「間欠性跛行」の可能性があります。
血管の動脈硬化により血流が悪くなることで、脚の筋肉に血液と酸素が足りなくなり痛みが生じます。
しばらく休むと痛みが消えるのは、血流が回復するためです。


また、加齢などによって腰椎の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫して痛みが生じている場合もあります。

しばらく休むと痛みが消えることから、受診せずにやり過ごす方も少なくありませんが、放っておくと原因となっている病気が進行してしまいます。
最悪の場合は心筋梗塞や狭心症、脳卒中などを引き起こしてしまうおそれがあるため、病院で治療を受けるようにしましょう。

 

股関節、脚の付け根が痛むとき

ウォーキングの負荷を上げようと、大股で歩いたときに股関節を痛めてしまうことがあります。
歩くとき股関節には体重の5倍ほどの負荷がかかるといわれています。
無理な大股で股関節を痛めてしまった場合、まずはウォーキングをお休みしましょう。
痛みが強い場合は冷やし、慢性的な痛みの場合は温めましょう。
しばらく安静にしても痛みが改善されない場合は、我慢せず受診しましょう。

痛みが治まりウォーキングを再開するときは、正しいフォームで歩けているか再確認をしましょう。
歩幅をあまり広くしすぎると痛みが再発してしまうことがあるため、自然な歩幅か、それより少しだけ広いくらいの歩幅で歩きましょう。
ウォーキングを再開できるのは嬉しいことですが、最初から張り切って長距離を歩くのはおすすめできません。
最初は物足りないくらいの距離、時間から始め、徐々に慣らしていきましょう。

 

筋肉痛が出たとき

普段から運動をする習慣がなかった方の場合、ウォーキングを始めると筋肉痛になることがあります。
筋肉痛が出たということは、正しいフォームで筋肉を使うことができているという証拠になりますから、痛みが強くなければウォーキングを続けて構いません。
痛みが強い場合はウォーキングをお休みし、痛みが治まってきたらストレッチやマッサージをして血行を促進すると治りが早くなります。

また、筋肉痛とも少し違うようなこわばり感を感じたときは、肉離れの前兆である可能性があります。
筋肉が硬直して柔軟性を失った状態で運動を始めると、肉離れを起こしてしまうことがあります。
肉離れというと走ったりジャンプしたりと激しい運動によって起こるイメージがありますが、ウォーキングでも肉離れになる可能性はあります。
しっかりと準備運動をして筋肉を温めてからウォーキングを始めましょう。

 

目次

ウォーキングは安全

ウォーキングの健康効果

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

遅すぎるということはない

週1回だけの運動でも

ウォーキングをするのに適したタイミング

5分のウォーキングでも

時速6kmが最適

ウォーキングの適切な頻度

ウォーキングで寝たきり防止

プラス2000歩からスタート

歩数が足りない時

ウォーキングの理想的なフォーム

ウォーキングとフットケア

ウォーキングと水分補給

ウォーキングの前後にストレッチ

ウォーキングで心肺機能を高めよう

屋内ウォーキング

ウォーキング中の低血糖

食べ過ぎはもったいない

ウォーキング後に食べ過ぎない

ウォーキングと食事

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