ウォーキングナビ

食べ過ぎはもったいない

ウォーキングで体を動かすと、お腹が空くのは自然なことです。
しかしそこで、たくさん歩いたからたくさん食べてもいいや、と食べ過ぎてしまうのはもったいないです。

毎日1万歩歩いているのに痩せない、毎日1時間歩いているのに痩せない、という方は、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている可能性が考えられます。
どんなにたくさん運動をしても、食べ過ぎていれば痩せませんし、健康状態も良くはなりません。

腹八分目が理想とよく言われますが、どのくらいの量が腹八分目なのかよくわからないという人も多いと思います。

満腹中枢が刺激されるのには、食べ始めてから20分かかると言われています。

そのため、お腹が空いていても早食いは避け、ゆっくりとよく噛んで味わいながら食事をしてみてください。

テレビやスマホを見ながらの「ながら食べ」をしていると自然と咀嚼する回数が減ってしまいますし、食事に集中できないため「食べた」という感覚が薄く、満足感が得られにくくなるので要注意です。

「ながら食べ」が習慣になってしまっているという方は、テレビを消す、スマホを遠くにおいておく、といった工夫をしてみましょう。

はじめは手持無沙汰に感じてしまうかもしれませんが、食事の味や香りを楽しみながら、ゆっくりとよく噛んで食べていくうちに、満足感が得られてくると思います。

「まだ食べられるけど、少しお腹が満たされてきたな」と感じるタイミングが腹八分目です。

いつも満腹まで食べているという方にとって、腹八分のタイミングで食事を終えるのは物足りない気がしてしまうかもしれません。

そんな時はとりあえず一旦箸をおき、食卓から離れてみてください。

どうしてもまだ食べたければ後で食べればいいや、という気持ちで食卓を離れてみると、そのうち食べたい気持ちが消えていくことがあります。

また、そのように一旦食卓を離れた際に歯磨きをしてしまうというのも一つの手です。

口の中がさっぱりし、食事は終わり、という感覚が得られます。

私は毎食後、虫歯予防のために丁寧に歯を磨き、フロスをします。

結構手間と時間がかかる作業なので、「ここで食べるとまた歯磨きをし直さないといけない」と思うと、食べたい気持ちを抑えることができます。

食べる物の内容も大切です。
栄養バランスの整った食事が理想的で、主食、主菜、副菜のそろった和定食のイメージです。

魚や大豆食品、野菜をたっぷりと使った料理を毎食用意するのは大変なので、一日トータルでバランスをとるように考えてみてください。

例えば朝食はパンやおにぎりだけで簡単に済ませた場合は、ビタミンやミネラルをとれるようにサラダやおひたし、タンパク質をとれるように納豆やゆで卵などを昼食や夕食に追加しましょう。

満腹感を味わいたい、腹八分目がストレスだという方には、野菜やきのこ、大豆などをたっぷりといれたスープをお勧めします。

コンソメ味、トマト味のスープのほか、具たくさんのお味噌汁やけんちん汁など味付けを変化させると飽きることもありません。


また、どうしてもウォーキング後はお腹が空いて我慢できないという場合は、ウォーキングを午前中に行うようにしましょう。

日中であれば、もし食べ過ぎてしまってもまだしばらく起きていて活動をすることで多少はカロリーが消費されるからです。
夜のウォーキング後に食べ過ぎてしまい、あとは寝るだけ、となると摂取カロリーが消費されにくく、体脂肪として蓄積されやすくなります。
朝、昼のうちにしっかりと食べ、夕食は軽く済ませるようにできると理想的です。

食事制限やカロリー制限はストレスになりますし、空腹を我慢するのは辛いものです。

「今日はどうしても揚げ物が食べたい!」だとか「誕生日だからケーキを食べたいな」という場合には日中のうちに食べるといった工夫をして、我慢しすぎず、無理なく健康管理をしていきましょう。


目次

ウォーキングは安全

ウォーキングの健康効果

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

遅すぎるということはない

週1回だけの運動でも

ウォーキングをするのに適したタイミング

5分のウォーキングでも

時速6kmが最適

ウォーキングの適切な頻度

ウォーキングで寝たきり防止

プラス2000歩からスタート

歩数が足りない時

理想的な歩くフォーム

ウォーキングとフットケア

ウォーキングと水分補給

ウォーキングの前後にストレッチ

ウォーキングで心肺機能を高めよう

屋内ウォーキング

ウォーキング中の低血糖

たくさん歩いたからたくさん食べたいはダメ

ウォーキング後に食べ過ぎない

ウォーキングと食事

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