ウォーキングナビ

ウォーキング中の低血糖

あなたはウォーキング中に気分が悪くなったことがありませんか?

それはもしかすると低血糖の状態に陥っていたのかもしれません。

空腹状態でウォーキングをすると血糖値が極端に低くなることで低血糖状態になり、震え、吐き気やめまい、頭痛などを引き起こすことがあります。
ひどいときには意識を失い倒れてしまうこともあるため、注意が必要です。
また、倒れるまではいかなくても、めまいやふらつきによって交通事故に遭うリスクも高まります。

夜は色々と忙しくて時間が取れなかったり、夜道は物騒だからという理由で早朝にウォーキングをする時間を確保している人も多いと思います。
特に夏になると、快適に歩けるのは気温が上がる前の早朝しかなかったりもします。
その場合、起きてすぐ空腹のままにウォーキングをするのは避けましょう。

しっかりと朝食を食べてからウォーキングをする場合は、食べてすぐに動くと消化不良や腹痛の原因となりますから、食後30分から1時間ほど経ってから行いましょう。
朝食はウォーキング後にしたいという場合は、軽く食べてからウォーキングをしましょう。
お勧めなのは消化に時間のかからない果物やパン、ゼリー飲料などです。
就寝中は冬であっても汗をかいて体内の水分を失っている状態なので、水分も意識的に補給しましょう。

私は朝のウォーキング前にはバナナを1本食べ、水を少し多めに飲んでから出かけるようにしています。

以前は何も食べずにウォーキングをしていたのですが、空腹感で力が出なかったり気分が悪くなったことがありました。

今思えば低血糖の状態に陥りかけていたのかもしれません。

もしもウォーキング中に動悸、ふるえ、めまい、冷や汗などの低血糖の症状が出たら、すぐに休憩しましょう。
ポケットには常にブドウ糖のタブレットやキャンディを入れておき、すぐに糖分を補給できるようにしておくと安心です。
それがない場合は、自動販売機で甘いジュース等の糖分が含まれるドリンクを買って飲みましょう。

人工甘味料では低血糖の症状は改善されませんので、カロリーゼロと表記のある飲み物は選ばないようにしましょう。

いつも水やお茶を家から持って行くから水分は足りている、という方であっても、低血糖に備えてウォーキングコースのどこに自動販売機やコンビニがあるのか確認しておくと安心です。

低血糖は、健康な人であっても起こり得るということを知っておいてください。
健康のために始めたウォーキングで倒れてしまったり事故に遭うようなことのないように、注意してウォーキングを楽しみましょう。

糖尿病の方には血糖値の改善のためにウォーキングなどの有酸素運動が推奨されていますが、治療でインスリン注射や血糖値を下げる薬を飲んでいる方は、ウォーキングによって血糖値が下がりすぎてしまうこともあります。

糖尿病の治療を受けている方は、主治医の先生にウォーキングの許可を得てから行いましょう。

低血糖に気を付けて行えば、ウォーキングは糖尿病に対して良いことばかりです。


目次

ウォーキングは安全

ウォーキングの健康効果

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

遅すぎるということはない

週1回だけの運動でも

ウォーキングをするのに適したタイミング

5分のウォーキングでも

時速6kmが最適

ウォーキングの適切な頻度

ウォーキングで寝たきり防止

プラス2000歩からスタート

歩数が足りない時

ウォーキングの理想的なフォーム

ウォーキングとフットケア

ウォーキングと水分補給

ウォーキングの前後にストレッチ

ウォーキングで心肺機能を高めよう

屋内ウォーキング

ウォーキング中の低血糖

食べ過ぎはもったいない

ウォーキング後に食べ過ぎない

ウォーキングと食事

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