ウォーキングは心臓リハビリに最適

ウォーキングで心肺機能を高めよう

ウォーキングは有酸素運動なので、続けていくことで心肺機能を高めることができます。

心肺機能は、肺から取り入れた酸素を心臓から血液と共に全身に送り出す働きです。

つまり心肺機能が低下すると、酸素が十分に体中に行き届かず、動悸や息切れをしたり、疲れやすくなってしまいます。

また、むくみや冷え性の原因にもなります。

心肺機能は加齢とともに自然に低下していきます。
ウォーキングで心肺機能を高め、年を重ねても元気に動けるようになりましょう。

 

心肺機能を高めるウォーキング法

心肺機能を高めるためには、ゆっくり歩きでは効果が出ません。

適度に息が弾む程度の早歩きをする必要があります。
ですが普段から運動をする習慣がない方にとって、早歩きを長い時間続けるのは難しいです。
その場合にお勧めなのがインターバル速歩です。
インターバル速歩は3分間の「ゆっくり歩き」と3分間の「早歩き」を交互に行うウォーキング法です。
詳しくはこちらをご覧ください。

はじめの頃は早歩きを3分間続けるのもきついかもしれませんが、根気強く続けていくうちにだんだんと息切れしにくくなり、心肺機能の向上を実感できます。

私もこのインターバル速歩を実践しています。

早歩きがきつくなってきた頃に3分が経つのでゆっくり歩きに切り替えることができ、息を整えることができます。

だらだらと歩くよりもかえって疲れにくいように感じますし、体力に自信がある方ではない私にはぴったりのウォーキング法だと感じています。

心肺機能を高める効果の期待できるウォーキングではありますが、心臓の病気がある方は必ず主治医に許可を取ってから行いましょう。
また、早朝に起きてすぐウォーキングをすると心臓への負担が大きいため、起きてから1時間以上経ってから行ってください。
ウォーキングを始める前には喉が渇いていなくてもしっかりと水分補給をし、必ず準備運動をしましょう。

終了時にはクールダウンを忘れないようにしましょう。

運動中は血液を体に循環させるため血圧が上昇しています。

急に動きを止めてしまうと心臓へ血液が戻りにくくなり、血圧が急激に低下します。

その結果、脳への血流が不足してめまいや立ちくらみを起こしたり、重症の場合には失神したりすることもあります。

クールダウンと言っても難しく考える必要はありません。

ウォーキングを終えたらその場で軽く20回ほど足踏みをしてください。

自宅に入って靴を脱いだら、ふくらはぎと足裏を軽く揉んだりさすったりしてマッサージしましょう。

気持ち良いと感じる程度の力にとどめ、痛みを感じないように行ってください。

 

脳の若さを保とう

あなたは最近、人や物の名前がすぐに思い出せない、何事にも集中できない、感情が抑えられずすぐに怒ってしまうといったことはありませんか?

これらはすべて、脳の働きが低下している証拠です。

人は誰しも加齢とともに脳の働きが衰えていきますが、何歳であっても脳を活性化させることは可能です。

脳の活性化にも、ウォーキングがおすすめです。

ウォーキングをして下肢の筋肉を動かすと、脳に適度な刺激が与えられます。

また、歩きだしてしばらくすると血流が良くなり、体中に新鮮な酸素が隅々まで行き渡ります。

脳への血流も増え、栄養や酸素を脳に十分に届けることができます。

脳が活性化すると、注意力や判断力が高まる、良いアイディアが生まれるといったメリットがあります。

また、感情をコントロールする力が強まり、イライラすることが減り、気持ちが安定します。

脳トレのクイズやゲームもいいですが、ぜひその前にウォーキングをして脳を活性化させてから取り組んでみてください。

加齢による脳機能の低下を緩やかにすることで、歳を重ねても人生を楽しんでいきましょう。


目次

ウォーキングは安全

ウォーキングの健康効果

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

遅すぎるということはない

週1回だけの運動でも

ウォーキングをするのに適したタイミング

5分のウォーキングでも

時速6kmが最適

毎日ウォーキングがいい

ウォーキングで寝たきり防止

プラス2000歩からスタート

歩数が足りない時

1週間で23エクササイズ

理想的な歩くフォーム

ウォーキングとフットケア

ウォーキングと水分補給

ウォーキングの前後にストレッチ

屋内ウォーキング

ウォーキング中の低血糖

たくさん歩いたからたくさん食べたいはダメ

ウォーキング後に食べ過ぎない

ウォーキングと食事

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