ウォーキングかジョギングか

健康やダイエットのために何か運動を始めようと思ったとき、ウォーキングと並んで候補に挙げられるのがジョギングです。
ウォーキングもジョギングもどちらも有酸素運動です。
それぞれのメリットを知り、自分に合った方を選びましょう。

ウォーキングのメリット
ジョギングのメリット

ウォーキングのメリット

ウォーキングのメリットは、何と言っても体への負担が少ないことです。
運動が苦手な方、運動する習慣がない方、高齢の方にとって最も取り組みやすい運動がウォーキングです。

ジョギングでは体が一瞬宙に浮いた状態から片足で地面に着地するため、着地の衝撃が足や膝などに伝わり負担となります。
特に膝には着地の際、体重の３倍の衝撃がかかっていると言われます。
一方でウォーキングは速度を上げたとしても必ずどちらか片方の足は地面についた状態なので、膝への負担はジョギングに比べて少なく済みます。
また、ウォーキングはジョギングと比べて心臓への負担も少なくなります。

今まで運動習慣がなかった方や、高齢の方がいきなりジョギングに取り組んでしまうと、疲れて嫌になってしまい、継続することが難しくなります。
そういう点でも、まずは負荷の少ないウォーキングから始めることをおすすめします。

ジョギングのメリット

ジョギングのメリットは、ウォーキングと比べると消費エネルギーが多い点です。
そのため、ダイエットを目的としている人にとってはウォーキングよりもジョギングの方が効率が良くなります。

ウォーキングよりもジョギングの方が短時間で多くのカロリーを消費することができるため、毎日仕事や家事で忙しく、時間がないという人に適しています。

またジョギングはウォーキングに比べると負荷が大きくなるため、より運動をしたという実感を得ることができます。
体を思い切り動かしていい汗をかきたい！という場合はジョギングがぴったりです。

ウォーキングもジョギングも、大切なのは準備運動とクールダウンをしっかり行うこと、正しいフォームで行うことです。
あなたに合った方を選んで、ぜひ今日から始めてみてください。