ウォーキングナビ

ウォーキングのデメリットとは

気軽に始めることができ、様々な効果が期待できるウォーキングですが、やり方によってはデメリットもあります。
デメリットとなることをあらかじめ知っておき、対策をしてウォーキングに取り組んでいきましょう。

 

体を痛めてしまうことがある

ウォーキングに取り組むうち、歩くことが楽しくなったり、歩数や消費カロリーなどの数字にこだわりすぎてしまうと、歩きすぎてしまうことがあります。
歩きすぎると膝や股関節を痛めてしまうことがあります。
フォームが正しくない場合も、一部の筋肉や関節に負担がかかってしまい、怪我の原因となりかねません。
正しいフォームで歩くことができているかどうか、定期的に確認しましょう。


また、足に合わない靴でウォーキングをすると、足を痛めるだけでなく外反母趾になってしまうこともあります。
値段が高い靴なら大丈夫というわけでもありません。
実際に試着して、自分の足に合った靴を入手しましょう。


病気を引き起こしてしまうことがある

朝起きてすぐの私たちの体は、水分が足りておらず、血液がドロドロの状態です。
この状態でウォーキングをしてしまうと血管が詰まりやすく、心疾患や脳卒中を引き起こしてしまうリスクがあります。
このリスクを避けるため、朝起きてすぐにウォーキングに出かけるのは避け、水分をしっかりと補給してしばらく家の中で体を動かしましょう。

真夏の炎天下でのウォーキングは熱中症を引き起こす可能性があり、大変危険です。
午前10時から午後4時くらいまでは特に気温が高い時間帯なので避けましょう。
その他の比較的気温の低い時間帯であっても熱中症には注意が必要です。
水分補給をしっかりとし、のどが渇いたと感じる前に飲むようにしましょう。
帽子をかぶり、頭部の温度が上がりすぎないように保護しましょう。
帽子の色は、熱を吸収しにくい白や薄いベージュなどが熱中症対策には適しています。

 

紫外線による悪影響がある

ウォーキングを朝や昼、夕方に行うという場合は紫外線による影響があります。
紫外線を浴びすぎると日焼けをしてしまうというイメージがありますよね。
しかし実際には日焼けだけではなく、シミやシワの原因となる、皮膚がんの発生リスクが上がる、白内障のリスクが上がるなど、様々な悪影響があります。
紫外線量の多い季節や時間帯にウォーキングをする場合は、紫外線対策をしましょう。

紫外線量の多い季節はいうまでもなく夏ですが、実際には春や秋であっても紫外線量は少なくありません。
4月頃から9月頃までは紫外線対策をしっかりと行いましょう。
時間帯でいうと午前11時から午後2時頃までが紫外線の多い時間帯です。
夏であれば午前10時から午後3時までは紫外線量だけでなく気温も高く、ウォーキングには適しません。
どうしてもこの時間帯しか時間が取れない場合は、屋内ウォーキングをおすすめします。

具体的な対策としては、日焼け止めを塗る、UVカット機能のある洋服や帽子を着用する、サングラスをかけるなどがあります。
レンズ色の濃いサングラスをかけると見えにくくなるという人は、UVカット機能のついた透明なレンズもあるので検討してみてください。
普段のお出かけであれば日傘も良い紫外線対策ですが、ウォーキングでは正しいフォームを保つためと、万が一のつまづきや転倒に備えて両手を空けて歩くのが望ましいです。
つばの広い帽子をかぶる等で対策しましょう。

 

カロリー消費が意外と少ない

ウォーキングをした時の消費カロリーは、体重、速度、時間によって決まります。
例えば体重60kgの人が普通の速度で1時間歩いたときの消費カロリーは、約190キロカロリーです。
ドーナツ1個が約200キロカロリーですから、1時間歩いてもおやつにドーナツを1個食べれば相殺されてしまいます。


ジョギングや水泳など他の有酸素運動と比べても、ウォーキングの時間あたりのカロリー消費は少ない方です。
確かにこれはデメリットであるかもしれませんが、運動習慣のない人でも手軽に取り組めるというウォーキングのメリットも忘れてはいけません。
また、ウォーキングを継続して行うことで体の代謝が上がり、痩せやすい体になっていきます。
こちらのページ(ウォーキングで痩せるためには)を参考に、無理のない範囲で負荷を上げてみましょう。

 

目次

ウォーキングは安全

ウォーキングの健康効果

車社会に暮らす人は運動不足になりやすい

遅すぎるということはない

週1回だけの運動でも

ウォーキングをするのに適したタイミング

5分のウォーキングでも

時速6kmが最適

ウォーキングの適切な頻度

ウォーキングで寝たきり防止

プラス2000歩からスタート

歩数が足りない時

ウォーキングの理想的なフォーム

ウォーキングとフットケア

ウォーキングと水分補給

ウォーキングの前後にストレッチ

ウォーキングで心肺機能を高めよう

屋内ウォーキング

ウォーキング中の低血糖

食べ過ぎはもったいない

ウォーキング後に食べ過ぎない

ウォーキングと食事

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