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基本給の改定
・定昇の意義
定昇が実施されてきてのは3つの理由からです。第1は、社員の生活費の増加への対応です。社員は年齢が高まるにつれて、次第に生活維持費が増加していきます。第2は、社員の能力、経験や業績の向上に対する賃金面での配慮です。仕事をしていくことにより、だれでも少しずつ能力は高まります。また経験も積み重なって、より良い仕事ができるようになります。そこでそれを反映するためにある程度の賃金引き上げは必要です。第3は、社員の労働意欲の維持・向上を指摘できます。どの社員でも多少なりとも賃金が上昇しないと、「やる気」がでないといいます。
・ベアの意義
ベースアップを実施することの理由は、定昇とは異なっています。その理由には3点あって、その第1は物価上昇への対応です。第2は、他の企業の賃金改定と歩調を合わせるためです。第3は、企業業績が向上しているとすれば、その一部を社員に還元する必要があるからです。
ベア率の決め方は、今日の定昇は約2%程度とされていますので、春闘賃上げ率から2%を差し引いた残りをベア率にしたらよいでしょう。
ベアの実施方法は、賃金表の書き換えに相当しますので、賃金表の数値にベア率を乗じて新しい賃金表とすることが考えられます。しかし賃金表は、企業がどのように賃金を決めるかという企業の賃金政策を示す表でもあります。重点的に配分したい年齢層に厚くすることも考えられます。
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