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基本給体系の設計

・基本給体系
賃金は労働の対価であるという原則から、「仕事の要素」を反映しなければ、それは賃金ではなくなってしまいます。しかし「仕事の要素」といっても、職務遂行能力、職務内容、職種、職位の高さのどれを選択するかで賃金項目は異なってきます。
また、「仕事の業績」を反映することが公正な賃金につながるのはいうまでもありません。そこで基本給体系のなかに「仕事の業績」を反映する賃金を含めることが考えられます。
「勤続の評価」や「生活費」の考慮も基本給で行うことが考えられます。「勤続の評価」は勤続給で、そして「生活費」は年齢給で行うのが一般的です。


・職能給と職務給の比較

職能給の長所の第1は、職務給と比べて配置転換がしやすいということです。職能給の長所の第2は、社員の能力開発を促進するしくみとなっている、ということです。
短所は、第1に人件費がかさむ傾向が生ずることです。第2は、注意深く職能給を適用しないと、年功賃金になってしまう恐れがあることです。


・階層別基本給体系

一般社員の基本給は、「基本給=職能給+年齢給」を基本とします。管理職の基本給は、「基本給=職能給」か、または「基本給=職能給+職務給」を基本とします。年齢給はなくなります。

 


 

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